成功する退職理由
Leaving Reason for Success
名古屋・東海地区は退職理由へのこだわりが強い
成功する退職理由の3つのポイントを押さえましょう。
採用・不採用の90%は第一印象で決まりますが、残りの10%はほぼ退職理由で決まります。
特に東海地区の会社は退職理由へのこだわりが強く、場合によっては自己PRや志望動機よりも重視されることも。何を話すかを考えるよりは退職理由をしっかり固めて、誠実に回答することが重要です。
成功する退職理由3つのポイント
「全てを話す」より「何かひとつを話す」
退職理由と一口に言っても、給与・人間関係・労働時間・仕事内容…等々いろいろあります。だからといって、その全てを話す必要はありません。その中からどれを選んで話すかが重要になってきます。
「前向きがいい」とは限らない
退職理由に「キャリアアップのため」「業務の幅を広げるため」などを挙げる方が多いようです。しかし、曖昧な答え方をすると単に「面接用の退職理由」と捉えられ、逆効果になることも。たとえネガティブな理由であっても、自分の言葉でしっかりと話せば面接官にも伝わるはずです。
「聞く側の立場」になってみる
あなたが退職理由を聞く面接官だとしましょう。給与が少ないことばかり話す人をどう思うでしょう? 志望動機が曖昧なのにキャリアアップばかりを強調する人は? 自分で判断しかねるのならば、第三者に意見を求めるのもひとつの有効な手段です。自ずと話すべき退職理由が見えてくるのではないでしょうか。
パーソネルが見た「名古屋はここが違う!」
名古屋は保守的な風土。「条件面」を退職理由にしないこと。
名古屋の会社は、とにかく退職理由にこだわります。人事担当者を納得させる退職理由のポイントは、まず自分の「エゴ」による退職ではないこと。
そして、条件面(給与・休日・残業など)を退職理由にしないことです。
首都圏の会社であれば「年収アップ」を退職理由としても、上昇志向がある人だと受取られて好印象が得られる可能性はあります。
しかし、名古屋はあくまでも保守的な風土。その会社自体に魅力を感じているのではなく、条件、特に給与が目当ての転職だと誤解され敬遠されてしまいがちです。
重要なのは自分のエゴや条件面を退職理由にしないこと。
退職理由をしっかり固めて、誠実な回答をするようにしましょう。